沖縄アクアショップ徹底取材!女性にも人気の「アクアプロスタイル ビリーバー」の魅力とは

2019.09.20

 

宜野湾市の国道58号線を少し入った場所にあるアクアショップ「アクアプロスタイル ビリーバー」(以下ビリーバー)。沖縄の熱帯魚と昆虫類・初心者向け爬虫類を取り揃える専門ショップです。

店内には様々なアクアリウムや各種グッズ、熱帯魚・昆虫・爬虫類などの生態が販売されており、水槽の買取り・中古販売も行っています。

爬虫類なども販売されるビリーバー。爬虫類を買うのは男性が多いかと思いきや、7割は女性が購入するのだそう。「爬虫類女子」という言葉もありますが、7割が女性とは驚きです。

今回は女性客が多い理由やお店の特徴、こだわりを含め、ビリーバー店長の「安里 祐樹(あさと ゆうき)」さんにお店を案内していただきました。

 

熱帯魚や爬虫類、商品の仕入れにもこだわった「アクアプロスタイル ビリーバー」とは

 

ひとつのビルが店舗となるビリーバーは、2階がメインのアクアショップ。駐車場に車を停め、階段で2階に上がると、階段の途中で看板ペット(トカゲ)の「トゲちゃん」が出迎えてくれます。

 

 

日光浴中のフトアゴヒゲトカゲの「トゲちゃん」は、お客さんから大人気!トゲちゃんに会うためだけにビリーバーに訪れるお客さんも多いのだそうです。

トゲちゃんはとてもおとなしくて優しい性格なので、触っても大丈夫とのこと。早速触ってみました。

 

 

背中を触ってもマイペースに日光浴を楽しむトゲちゃん。優しい表情にホッとします。

デートで利用するお客さんも多い中、初来店の際にトゲちゃんに一目惚れをし、2度目からは1人・女友達を連れて訪れるようになる女性客も多いのだとか。女性客の割合を引き上げたのは、トゲちゃんの存在が大きいのかもしれません。

店内に入ると、一気に幻想的な空間が目の前に広がります。

 

 

ブルーで統一された空間は、まるで水族館のよう。美しく彩られた空間に、自由気ままに泳ぐ魚たちは、何時間でも見ていられます。

 

 

ビリーバーの人気の理由は何といっても品揃えが多いこと!大型魚や大型魚用のグッズも多く取り揃えられており、ネットや口コミを見て訪れる人が多いのだそうです。

聞けばお店の方針として、自分たちが使ってみて便利だと思ったものを仕入れているのだとか。大型魚をすくうための大きな網の販売や

 

大量仕入れでしか買えない餌を手作業で袋詰めにし、販売するなどの工夫も行っています。

 

 

大型魚に対応するグッズも多く販売される中、店長の安里さんは「かなり大きくなる大型魚は売らないようにしている」と話します。理由は、大型魚は育てるのが難しく、飼ってみて困ったということを避けるため。

安里さん「個人では飼いにくい大きな魚や最終的なサイズを考えずに買いに来る人に対しては、きちんと『この魚は最終的にどれくらいの大きさになるので、〇〇サイズの水槽が必要になる。』ということを説明します。大型の水槽を家庭に設置するのは難しいケースが多く、それにより、小さな水槽で飼うという選択肢になってしまうと、魚が可愛そうなんです。」

安里さんは、生き物を飼うときは、なるべく長く・大切に育ててもらいたいと話してくれました。

 

初心者でも大丈夫!飼いやすい熱帯魚や水草の販売も

 

上級者向けの熱帯魚だけでなく、初心者向けの熱帯魚や水草も販売。特に写真のグラスアクアリウムは、成長がゆっくりしていることや手入れの負担が少ないため、初心者におすすめなのだそう。

グラスアクアリウムからスタートし、はまっていくにつれてどんどん大きな水槽を購入するという人も多いそうです。

初心者が飼育しやすい熱帯魚ナンバーワンと言われる「オーナメントフィッシュ」の販売も。

 

 

ここで販売されているのは「ベタ」という品種。闘魚として知られるほど気性が荒いそうで、1匹ずつしか飼えないそうですが、空気中から酸素を取り込むことができるので、水の手入れなどの面倒がなく、子供でも飼育ができるのだそうです。

価格の手ごろさや、プラスチック容器の中で飼育することができることも、初心者向きと言えそうです。

 

爬虫類は初心者向けのみを販売

女性客が多いというビリーバーでは、爬虫類は初心者向けのみを取り扱っているのだそうです。爬虫類の中で人気が高いのはトカゲや蛇。

 

蛇は、希望があれば手のひらに乗せてもらうことも可能なのだそう。おとなしい蛇とのことで、手のひらに乗せてもらいました。

 

(お金が貯まりそう・・)

想像していたよりも、もちっとした触感とずしっとした重さ。そして「臭いかな・・」という想像とは裏腹に、全然臭いませんでした。

爬虫類・昆虫類は、表情を見て飼いたいという人も多いそうで、同じ種類が複数いても飼いたいという人がいる場合、水槽に「商談中」と書き、その爬虫類は他の方には売らないのだそうです。

 

同じ種類でも、表情やしぐさなど性格があり、その性格を含めて気に入るのだから、同じ種類という理由で他の子を販売したりはしません、と話してくれました。

 

お得なガラガラ抽選会も!

 

そして2階のレジコーナーでは、1回500円でできるガラガラ抽選会も常時開催。「大切なのは当たりを出すオーラ」など、面白いメッセージに惹かれて挑戦したくなります。

こちら、500円で挑戦できるのですが、ハズレなし、1等は2万円相当の賞品が当選するので、チャレンジする価値あり!

 

1等にはヒョウモントカゲも。当選した等の中から選択できるのも嬉しいですね。

 

無料の水族館?!3階は休憩スペース・中古販売コーナー

 

続いて3階に上がると、広々とした空間の中に、テーブルと大きな水槽、子供の遊びスペースなどが設置されています。(自動販売機も設置)

デート利用も多いというビリーバーでは、飲み物を飲みながら大きな水槽を眺めるゆったりとした時間を楽しんで欲しいという想いのもと、つくられたスペースなのだそうです。(※2019年7月改装予定)

水族館のような大きな水槽の中には、アリゲーターガーやナイフフィッシュなど、大型魚が自由に泳いでいます。

 

テーブルには、2匹目の看板ペットとなるベルツノガエルの「マツコ」が。

 

ぷっくりしたベルツノガエルは、よく見ると貫禄と愛嬌があり、色々な角度で眺めて楽しめる可愛さでした。

 

ここでは子供の遊びスペースも用意されており、子供連れの夫婦がデートスポットとして利用することも多いのだとか。

 

水槽のレイアウト用グッズや中古品の販売も。

 

ひととおり店内を案内してもらったので、店長の安里さんにここでのお仕事についてお話を伺いました。

 

小さいころから生き物が好き。お客さんとペットと寄り添う「安里 祐樹(あさと ゆうき)」さんの想い

 

 

ーこの仕事を選んだ理由を教えてください。

安里さん「小さいころから生き物が好きで、お小遣いをためて小さい水槽から熱帯魚を飼い始めました。大人になっても好きな気持ちは変わらず、20代はペット用品の卸しに携わっていました。働いている中で、やはり生き物の中でも魚が好きだと思い、こちらに転職しました。」

 

ーどんな時に仕事のやりがいを感じますか?

安里さん「うちは割とお客さんとの距離が近いので、小さい熱帯魚を飼ったお客さんが遊びに来て『今はこんなに大きくなったよ』と、写真を見せてくれたり、『前に買った子の子供が産まれたよ』と見せてくれたりするんですよ。そういうのはやっぱり嬉しいですね。」

 

 

ー買って終わり、ではなく、その後も関りがあることが多いのでしょうか?

 

安里さん「生き物を飼うには、その後のアフターケアも必要だと思っています。なので病気になった時に聞かれたりもします。そういう時は、どういう対処をすればいいよ、など伝えます。」

 

ー最後に一言お願いします!

 

安里さん「購入した後はなるべく最後まで、責任を持って飼ってもらいたいというのがうちの方針です。分からないことがあれば是非質問してください。『〇㎝の水槽だと何匹飼えるの?』などの質問も多いです。できる限りアドバイスなども行うように心がけています。」

売上よりも、販売後のペットにとって幸せな人生を送ることを望む安里さんは、「何で売ってくれないんだ」と怒られてしまうこともあるのだそう。小さい頃から生き物を大切に考える安里さんの接客スタイルは、ここにいる生き物たちの幸せを考えてのことなのです。

看板ペットの「トゲちゃん」や「マツコ」、店長の安里さんに会いに、是非ビリーバーに遊びに行ってみてくださいね。

 

◆アクアプロスタイル ビリーバー

所在地:沖縄県宜野湾市大謝名94-1
営業時間:11時〜20時
電話番号:
098-988-8692
メールアドレス:
believer@kxd.biglobe.ne.jp
定休日:元旦
駐車場:21台
支払方法:
カード・電子マネー可
公式サイト:https://biriba.ti-da.net/