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沖縄は2〜3日に1回のペースで雨が降るほど、降水日数が多い地域です。
特に梅雨時期や台風シーズンになると天気が荒れる日が続くこともあり、愛犬が運動不足になり、ストレスを感じてしまうことも珍しくありません。
そんなとき、飼い主様としては「天気を気にせず遊ばせてあげたい」と思われるのではないでしょうか。
今回は、雨の日でも愛犬と一緒に快適に過ごせる室内スポットを中心に、利用時の注意点や移動時のコツについて詳しくご紹介いたします。
■目次
1.沖縄の天候とお出かけ計画
2.おすすめ室内スポット3選
3.室内施設利用時の注意点
4.雨の日の移動時のコツ
5.緊急時の対応
6.まとめ
沖縄といえば、青空が広がるカラッとした晴天をイメージされる方が多いかもしれません。しかし、実際には雨が多い地域でもあります。
特に、以下の時期は天気が不安定になりやすく、愛犬とのお出かけを計画する際には工夫が必要です。
<梅雨時期(5月~6月)>
この時期の雨は、本土のように1日中降り続くことは少なく、短時間でザーッと強い雨が降るのが特徴です。急な雨に備えて、外出時は雨具を忘れずに準備しておきましょう。
<台風シーズン(7月~10月)>
沖縄には、1年間で平均8個ほどの台風が接近します。本土と比べて風が非常に強く、台風の影響下では外出が危険になることもあります。
特に台風が上陸している間は、安全のためにも室内で過ごすよう心がけましょう。
<冬の荒天(12月~2月)>
冬の沖縄は気温が本土ほど下がらないため、過ごしやすい気候と思われがちですが、実は曇りや雨の日が多く、時折荒れた天気になることもあります。
沖縄では、晴れている日でも急にスコールのような大雨が降ることがあります。そのため、愛犬とのお出かけの際は、信頼できる天気予報サイトをチェックし、天候の変化に備えましょう。
また、雨が予想される日は、次のような工夫をすると快適に過ごせます。
・室内スポットを選ぶ:雨でも楽しめるペット同伴OKの施設を探しておくと便利です。
・屋根付き駐車場を活用する:雨に濡れずに移動できるため、快適です。
さらに、雨が多い季節は洪水や土砂崩れのリスクもゼロではありません。お出かけ前に周辺の避難場所を確認しておくと、緊急時にも落ち着いて対処できるでしょう。
雨の日でも愛犬と一緒に楽しめる沖縄の室内スポットを3つご紹介します。
<いぬともcafe WanCha>
小型犬専用のドッグラン&カフェです。愛犬と遊んだあとはカフェでリラックス。犬用メニューも豊富なので、一緒に楽しいひと時を過ごせます。近隣の観光スポットと合わせて訪れるのもおすすめです!
■公式HP
http://cafe-wancha.com/
■住所
沖縄県南城市知念久手堅604-1
(南城佐敷・玉城ICから車で15分)
Kudeken-604-1 Chinen
■周辺情報
斎場御嶽まで車で2分、知念岬公園まで車で3分
■営業時間
時期によって変動するため来店前に必ず公式HPのお知らせをご確認ください。
■料金
・1頭1時間:¥500
・2時間目以降:1時間につき1頭 ¥500追加
※会員登録(登録料¥1,000)が必要
※多頭飼いの場合は割引あり
※貸し切り対応も可能、詳しくはHPまで
■予約
事前予約制
<ワン・ブレラ>
2023年にオープンした新しいペットサロンです。冷暖房完備の室内ミニドッグランは、雨の日でも快適に愛犬と遊べるのが魅力。さらに、ドッグホテルやペットシッター、ワンワン教室、トリミングなど、多彩なサービスが揃っています。
特にミニドッグランは完全室内型で、天候に左右されることなく利用できます。初めての場所が苦手な愛犬も安心して過ごせる工夫がされています。周辺には屋宜原中央公園もあり、天気が良い日には散歩を楽しむのもおすすめです。
■公式HP
https://wanbrella.okinawa/
■住所
沖縄県島尻郡八重瀬町字屋宜原183-1
(津嘉山バイパス/国道507号線を南下、屋宜原中央公園の手前)
183-1 Yagibaru
■周辺情報
屋宜原中央公園隣
■営業時間
10:00~19:00
■料金(室内ミニドッグラン)
・小型犬:最初の1時間 ¥550、追加1時間毎 ¥110
・中型犬:最初の1時間 ¥660、追加1時間毎 ¥110
・大型犬:最初の1時間 ¥770、追加1時間毎 ¥110
※利用には無料のWEB会員登録が必要です。
※貸し切り対応も可能、詳しくはHPまで
■予約
予約優先
<ドッグマッサージ・手作りごはん教室 Bonico>
愛犬のためのホームケアを学べる教室です。手作りごはんのレシピや歯みがきの方法、ドッグマッサージなど、日々のケアに役立つ知識を丁寧に教えてもらえます。
特に、愛犬と一緒に参加できる講座は、飼い主様と愛犬の絆を深める良い機会になります。ただし、ペット食育講座は基本的に同伴不可のため、事前に確認しておくと安心です。
普段の生活に取り入れやすい内容ばかりなので、愛犬の健康維持に力を入れたい飼い主様にはぴったりの場所です。
■公式HP
https://www.bonico.org/
■住所
沖縄県中部 ※自宅教室のため、申込後に住所のお知らせあり
■営業時間
各種講座による
■料金
各種講座による
■料金
各種講座の予約フォームから事前申し込みが必要
室内施設を利用する際は、事前に施設の公式サイトやSNSを確認して、予約が必要かどうかや施設内のルールをしっかり把握しておきましょう。施設ごとに異なるルールがある場合も多いため、確認を怠らないことが大切です。
また、どの施設を利用する際でも、他の利用者への配慮は欠かせません。
リードをつける、トイレを済ませてから利用する、最低限のしつけをしておくなどして、周囲の方々も気持ちよく利用できるように心がけましょう。
さらに、感染症の予防も飼い主様にとって欠かせない準備のひとつです。愛犬が健康でいられるよう、ワクチン接種を定期的に行い、感染症のリスクを減らしておきましょう。また、屋内外を問わず、ノミやダニの予防対策もしっかりと済ませておくと安心です。
必要な持ち物をリストアップしましたので、出発前に忘れ物がないか確認しましょう。
<持ち物リスト>
・リード、ハーネス:安全に過ごすための基本アイテムです。
・鑑札:施設によっては提示を求められる場合があります
・ワクチン接種証明書:入場時に必要となる場合が多いため、事前に確認しておきましょう。
・ビニール袋:トイレの後始末に欠かせません。
・愛犬用の飲み水、食べ慣れているおやつ:水分補給やリラックスのために準備しておくと安心です。
・マナーパンツ:施設内でのトイレ対策として準備しておくと安心です。
・タオル:足拭きや急な汚れ対策に便利です。
沖縄での移動手段は天候にかかわらず車が主流です。雨の日には、屋根のある場所に車を停め、先に愛犬を降ろすか、キャリーに入れる、または抱っこして移動することで、なるべく濡れないように工夫しましょう。
もし濡れてしまった場合は、車に乗せる前にタオルで体や足先をしっかり拭いてあげてください。さらにペットカーシートを活用すれば、車内を清潔に保つことができます。
一方、バスやモノレール、タクシーなどの公共交通機関を利用する場合は、必ずケージに入れた状態で乗車することが基本です。
ただし、バスやモノレールでは、犬の鳴き声やニオイが他の利用者の迷惑になってしまう場合や、混雑時には乗車を断られることもあります。
また、ペット同伴が不可のタクシー会社もあるため、不安な場合は事前に確認の電話を入れると安心です。
初めて訪れる場所や多くの動物が集まる環境では、ストレスによる体調不良やケンカによるケガなど、予期せぬトラブルがつきものです。そうした万が一に備え、事前に近隣の動物病院の場所や連絡先を調べておくと安心です。
また、緊急時に慌てず対応するためには、かかりつけの動物病院や最寄りの救急対応可能な病院の連絡先、さらには家族や頼れる方の電話番号をまとめた緊急連絡先リストを作成しておくことをおすすめします。
沖縄には、雨の日でも愛犬と楽しく過ごせる素敵な施設がたくさんあります。
運動不足が気になる雨の日には「いぬともcafe WanCha」や「ワン・ブレラ」のドッグランでリフレッシュするのがぴったりです。また、愛犬の健康が気になる方には、「ドッグマッサージ・手作りごはん教室 Bonico」での学びの時間もおすすめです。
室内施設を利用するときは、ルールやマナーを守ることを忘れないようにしましょう。お互いが快適に過ごせるよう、事前の準備をしっかり整えて、愛犬や愛猫と楽しいひとときをお過ごしください。
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