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沖縄には、地域に根ざした特色ある年間行事が数多くあり、愛犬と一緒に参加したいと考える飼い主様もいらっしゃるかと思います。
こうした行事に出かけることは、愛犬との絆を深めるだけでなく、ストレスの解消や社会性を育むきっかけにもつながります。
ただし、気温の高さや人の多さ、音の刺激など、犬にとって負担となる要素も多いため、安全に楽しむための配慮が欠かせません。
そこで今回は、飼い主様が安心して愛犬と行事を楽しめるよう、季節ごとのおすすめ行事と参加時の注意点についてご紹介します。

■目次
1.沖縄の気候と犬の暮らし|年間行事に参加する前に知っておきたいこと
2.【春】海開きと地域イベント|穏やかな季節に楽しむ散策と注意点
3.【夏】祭りと花火のシーズン|暑さ対策と音への配慮がポイント
4.【秋〜冬】涼しい季節の行事|気温差と誤飲に気をつけたい時期
5.まとめ|愛犬と沖縄の行事を楽しむために大切なこと
沖縄では年間を通してさまざまな地域行事が開催されており、愛犬と一緒に外出できる機会も豊富にあります。
無理のない範囲でこうした行事に参加することで、心身のリフレッシュや良い刺激となり、健康維持にもつながります。
ただし、沖縄は高温多湿な気候が長く続く地域であり、行事への参加時には季節ごとの環境変化に応じた体調管理が欠かせません。

沖縄では、3月下旬ごろから徐々に海開きが始まります。
この時期は、夏に比べて気温や日差しがまだ穏やかで、愛犬と一緒に砂浜を散策するのに適した季節といえるでしょう。
3月には、那覇市の奥武山陸上競技場で開催される「奥武山ワンダフルフェス」や、東村村民の森つつじ園で行われる「東村つつじ祭り」など、愛犬同伴で楽しめる地域の催しも各地で開催されています。
<奥武山ワンダフルフェス>
HP: https://www.onoyamapark.com/ounoyama-wonderful-fes-2025/
会場:奥武山陸上競技場
住所:沖縄県那覇市奥武山町52
MAP:奥武山陸上競技場
<東村つつじ祭り>
HP: https://www.vill.higashi.okinawa.jp/soshikikarasagasu/kikakukankoka/kikakuibento/higashitutujimaturi/1597.html
会場:東村村民の森つつじ園
住所:沖縄県国頭郡東村平良861ー28
MAP:東村村民の森つつじ園
こうしたイベントには多くの人や犬が集まるため、リードは短めに持つ、混雑時には抱っこするなど、安全管理を徹底しましょう。
また、排泄をしてしまった際には速やかに処理を行い、ゴミは必ず持ち帰るなど、マナーを守って参加することが大切です。
◆花粉アレルギーにも注意
春は、アレルギー症状が出やすい季節でもあります。
沖縄ではスギやヒノキの花粉はほとんど見られませんが、イネ科やモクマオウ科などの植物によってアレルギー反応を引き起こすことがあります。
犬の場合は、人のようにくしゃみや鼻水ではなく、皮膚のかゆみや炎症として症状が現れることが多いのが特徴です。
もし、皮膚が赤くなっている、異常に掻いている、体をこすりつけるといった様子が見られた場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

沖縄の夏は、エイサーや夏祭り、花火大会など、各地でにぎやかなイベントが開催され、愛犬と一緒に出かけたくなるシーズンです。しかし、気温・湿度ともに1年で最も高くなる時期でもあり、熱中症のリスクが非常に高まります。
そのため、日中のイベント参加はできるだけ控え、朝や夕方など涼しい時間帯を選ぶようにしましょう。
また、短時間の外出であっても、こまめな水分補給を行い、愛犬の体調の変化に十分注意を払うことが大切です。
▼熱中症予防のケアについてはこちらで解説しています
<海洋博美ら海花火大会>
HP: https://oki-park.jp/hanabi2025/
会場:国営沖縄記念公園(海洋博公園)
住所:沖縄県国頭郡本部町石川424番地
MAP:Ocean Expo Park
◆花火や大きな音への配慮
大きな音に敏感な犬は、花火や太鼓の音に強いストレスを感じることがあります。
驚いてパニックを起こしたり、逃げ出そうとしたりするおそれもあるため、事前の対策が大切です。
屋外で鑑賞する場合は、打ち上げ場所からできるだけ離れた場所を選ぶ、音が届きにくい環境にとどまるなど、刺激を最小限に抑える工夫をしましょう。
屋内で過ごす場合は、カーテンを閉めたり、テレビや音楽をつけて外の音を和らげたりするなども効果的です。
◆海辺での過ごし方に注意
夏はお散歩やバーベキューなどでビーチを訪れる機会も増えますが、ハブクラゲなどの危険な海洋生物の活動が活発になるため、愛犬が誤って接触しないよう十分注意しましょう。
そのほかにも、以下のようなリスクがあります。
・熱くなった砂浜で肉球をやけどする
・目や耳に砂が入る
・海水を大量に飲んでしまい、食塩中毒を引き起こす
こうしたトラブルを防ぐためにも、リードを短く持ち、愛犬の様子をこまめに観察しながら過ごすようにしましょう。
▼ビーチ散歩の注意点についてはこちらで解説しています

秋から冬にかけては、夏のような厳しい暑さがやわらぎ過ごしやすい気候になります。
秋の「那覇大綱挽まつり」や冬のイルミネーションなど、各地でさまざまなイベントが開催されており、愛犬と一緒に出かけるのにも適した時期といえるでしょう。
<那覇大綱挽まつり>
HP: https://www.naha-otsunahiki.org/
会場:国際通り
住所:国道58号線久茂地交差点
MAP: Kumoji
一方で、温暖な気候とはいえ、季節の変わり目には寒暖差が大きくなることもあります。
特に朝晩と日中で気温差が出やすい時期には、室温の管理を工夫し、愛犬の体が冷えすぎないよう注意が必要です。
また、元気がない・食欲が落ちていると感じた場合には、早めに動物病院を受診することをおすすめします。
◆年末年始のイベント時は誤飲にも注意
クリスマスやお正月、バレンタインなど、年末年始は特別な料理が並ぶ機会が多く、異物誤飲のリスクが高まる時期でもあります。
特に注意したいのが以下のようなものです。
・骨付きチキンや串料理(焼き鳥など):骨や串が消化管を傷つけるおそれがあります
・チョコレートや洋菓子類:犬にとって中毒を引き起こす原因となります
・包装紙やリボン、プレゼント用の飾り:誤って飲み込むと窒息や腸閉塞のリスクがあります
これらを防ぐには、テーブルの上の食べ物に愛犬が近づけないように注意し、食後のゴミも必ず手の届かない場所に保管しましょう。
愛犬と一緒に沖縄の文化や行事を楽しむことは、日常とは違った時間を共有できる貴重な機会となり、飼い主様との絆を深めるきっかけにもなります。
ただし、慣れない環境では事故や体調不良が起こりやすいため、愛犬の安全と健康を最優先に考えて行動することが大切です。
安心してイベントに参加するためには、事前に必要な準備を整えたり、心配なことがあればかかりつけの獣医師に相談したりするなど、しっかりと対策を講じておきましょう。
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